教育・研修制度
かながわ共同会の研修は、以下の通りです。
- ①
階層別研修
- ②
課題別研修
- ③
体験交流セミナー
- ④
研究活動援助事業
- ⑤
四園交換研修
- ⑥
その他、必要な研修
法人主催研修について
①階層別研修 | 階層別研修 | かながわ共同会常勤職員を、経験年数によるグループや役職による階層に分け、その階層別に行われる研修 |
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採用前研修 | 職員採用合格者に対し、かながわ共同会法人職員としての基本的な姿勢と専門職としての基礎知識について習得を図る研修 | |
③体験交流セミナー | 多くのサポートを必要とする障害者の生活を支援するためにどのようなサービスを提供することが求められているか、利用者一人ひとりの声を受け止めることのできる生活支援や活動支援を考え、情報交換、課題の共有、検討することにより職員それぞれが実践につなげることを目的として開催される研修 | |
④研究活動援助事業 | 法人職員が業務上の資質の向上及び改善等に寄与するため、自己啓発として研究活動を行う個人又はグループに対して一定の範囲内の額を助成する研修事業 | |
⑤四園交換研修 | 法人内の四園での実務体験を通じて、各園の理念や組織について知り、互いの施設の共通点・相違点に気付き視野を広げることにより支援の資質の向上に繋げることを目的とした研修 | |
⑥その他、必要な研修 | ハラスメント防止研修 | ハラスメント被害(加害)を未然に防ぐためにハラスメントについての理解を深める研修 |
メンタルヘルス研修 | 職業生活に関する不安、悩みを感じる現状がある中で、心の健康を保持増進するための研修(各園で企画・実施) | |
ラインケア研修 | 「社会福祉法人かながわ共同会メンタルへルスに関する方針」に基づき、こころの健康づくり対策の一環であるラインケアの充実を図るために、必要な知識を学ぶ研修 | |
人事評価研修 | 管理職として人事評価(考課)に関する知識・技術を習得し、適正な評価が行えるようスキルアップを図る。 | |
海外研修(派遣) | 法人職員が見聞を広め、質の向上を図ることを目的とし、園長会議にて承認を得た海外視察・研修等への派遣 |
各園及び委員会等主催研修
②課題別研修 | 課題別研修 | サービスの質の向上、支援技術の習得等を目的として各園で開催される研修 |
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職種別研修 | 職種により生じる課題に対して、その解決に向けて知識、技術の取得等を目的とした研修 | |
(職種別委員会等) | (職種別:会計・事務、相談支援従事者、GH・世話人、看護、心理担当職、栄養士・調理員等) | |
オープンセミナー | 福祉の動向、支援技術、地域における課題解消等、外部の関係機関を対象として開催される研修 | |
サービス管理責任者養成研修(派遣) | 障害者総合支援法及び指定基準省令に基づき、事業所に配置すべくサービス管理責任者養成研修への派遣 | |
強度行動障害支援者養成研修(派遣) | 強度行動障害を有する者に対し、適切な支援を行う職員の人材育成を目的とする強度行動障害支援者養成研修への派遣 | |
相談支援従事者研修(派遣) | 障害者総合支援法に基づき、相談支援の従事者が専門的な技術を習得を目的とした相談支援従事者研修への派遣 | |
外部主催研修(派遣) | 園長が認めた外部主催の研修への派遣 | |
その他、必要な研修 | 交通安全や、労働衛生に関する研修など |
研修カリキュラムについて
研修カリキュラム(384KB)
かながわ共同会は、法人・各園にて実施される研修又は派遣研修を活用しながら、それぞれの経験や、初任者・中堅・監督者・管理者と段階に応じて、共通に求められる能力・知識を習得していくことが求められます。
職員自らが、キャリアップを意識し、必要な知識、技能を段階的に学んでいくための道筋を示すものとして、全国社会福祉協議会が発行している「福祉職員キャリアパス対応 生涯学習テキスト」を基に、「階層別研修カリキュラム」を作成しました。
職員それぞれがキャリアアップのイメージを持ち、自身の可能性の開発に役立てることを目的としており、「階層別研修カリキュラム」に掲載した研修だけでなく、研修のテーマや階層によっては、外部機関で実施される研修に出席すること、職員自ら学んでいくことも想定しています。職員が自らの職業人生を考える上で参考にすると共に、管理者においても、職員への育成・指導場面での活用をしていきます。
ヒューマンスキルとは
規律性(法令遵守)、協調性(チームワーク)、積極性(向上心)、責任感(リーダーシップ)、コミュニケーション等、人を支援する組織人として必要とされるスキル。
業務スキルとは
障害者施設で働く専門職として求められる、職種に応じ必要な業務に関するスキル。
利用者の特性に応じたサービスの提供をするために身につける技術や知識、経理や施設管理に関する技術や知識、看護、調理等。
職種間の連携があって良質な施設サービスの提供に繋がる。
マネジメントスキルとは
組織の目的を能率的に達成するために、「人、物、金、時間、情報」等の資源を活用するスキル。
階層ごとに求められる役割を達成させることを目的とし、法人理念の具現化、財務管理、人事管理、部下へのメンタルヘルス等、組織を成長・発展させるために必要なスキル。
「研修ファイル」をお渡ししています
研修の「見える」化を図るために、個人の研修ファイルを利用しています。
ファイルには今まで自分が参加した研修の参加記録や研修カリキュラムなど、これまでの軌跡や今後自分にどのようなスキル・知識が必要か、確認するための指標が詰まっています。
所属長も職員の研修ファイルを参考にし、記載者の記録を参考に、OJT・OFF-JT・SDSが効果的に行われるように活用しています。