ごあいさつ

社会福祉法人かながわ共同会 理事長
草光純二

当法人のホームページをご覧いただきありがとうございます。

この度、法人ホームページをリニューアルいたしました。皆様方により分かりやすく適切な情報をお届けして、今まで以上に私たちの役割や働きをご理解いただき、忌憚ないご意見やご要望をいただきたいと願っています。

当法人は、平成元年(1989年)に、神奈川県立の知的障害者施設「秦野精華園」の再整備に当たり県立民営方式が望ましいとされ、神奈川県及び県下知的障害施設団体、手をつなぐ育成会等で協議し、言わばオール神奈川としての総意のもとに誕生しました。翌平成2年(1990年)に新設の秦野精華園を法人第1号施設として運営受託しました。
以来30年余、現在では秦野精華園は完全民営化され法人自主運営となり、ほかに神奈川県の指定管理者制度による3か所の県立知的障害者支援施設を中心に31か所のグループホーム、生活介護事業、就労支援事業、居宅介護事業、児童放課後等デイサービス事業、相談支援事業等々の事業を地域の皆様のご理解とご支援をいただきながら展開しています。

そんな中で、平成28年(2016年)7月26日に、当法人の運営する津久井やまゆり園で、19名の利用者様が尊い命を奪われ、27名の多くの方々が傷つけられるという、想像を絶する悲惨な事件が発生いたしました。大切なご家族を亡くされたご遺族の皆様に、心からお悔やみを申し上げますとともに、利用者の皆様の安全と安心を守るべき私たちが、大切なお命と尊厳をお守り出来なかったことを深い悔恨の念をもってお詫びいたします。合わせて多くの障がい者の皆様や関係施設・諸団体の方々に、大きな不安とご心配をおかけしたことを誠に申し訳なく思っています。当法人では、毎月26日を「法人祈りの日」と定め、法人各施設や事業所で、亡くなられた利用者様の在りし日に思いを馳せて、心からご冥福をお祈りしています。

これまでの法人30年の歩みと並行して、福祉施策は社会福祉構造改革を柱に大きな制度変更がありました。知的障害分野でも従来の措置制度から利用契約制度へと変革する流れの中で、障害者総合支援法に至るまでに度々の法改正が見られました。時代とともに、今後も制度やニーズがどんなに変化しようとも、私たちは法人の基本理念に則り、「人権に根差した利用者本位の支援」を違えることはありません。併せて社会福祉法人制度改革の本旨である事業運営の透明性の向上を図るとともに、地域の潜在的ニーズをも掘り起して、地域における公益的な取組を推進いたします。社会貢献は、現在策定中の法人第5期中期計画の柱の一つでもあります。これらの計画目標を達成することが、社会的な法人としての価値を創造することに繋がると確信しています。

私たちは、どんなに重い障害があろうとも、生命の尊厳を守り、全ての人をかけがえのない存在として大切に思い、偏見と差別を断固排除します。そして人権と個性を尊重し、誰もが平等に暮らせる社会を全力で創造してまいります。

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